モーツァルト:ピアノ・ソナタ&変奏曲全集(CD8枚組)
ソナタは1984&85年、変奏曲は1991年のデジタル録音。ピアノ協奏曲での名演の数々や、オペラや交響曲、室内楽曲の豊富な演奏経験に裏付けられたバレンボイムのモーツァルトは、細部に至るまで徹底して陰影濃やかな表情付けが施されているのが特徴。速い部分も単に速いだけではなく、パート・バランスへの周到な配慮が窺がえ、多くのジャンルに共通の音楽言語を用いたモーツァルト作品ならではの特色を生かした含みのあるスタイルがとても魅力的です。
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K 279(189d)
ピアノ・ソナタ第2番へ長調 K 280(189e)
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K 281(189f)
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K 282(189g)
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K 283(189h)
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K 284(205b)
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K 309(284b)
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K 310(300d)
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K 311(284c)
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K 330(300h)
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K 331(300i)
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K 332(300k)
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K 333 (315c)
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K 457
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K 533
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K 545
ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K 570
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K 576
『われら勝てり』による8つの変奏曲 K 24
『ヴィレム・ヴァン・ナッサウ』による7つの変奏曲 K 25
6つの変奏曲 K 54(547b)
『わが愛しのアドーネ』による6つの変奏曲 K 180
J.C.フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 K 179(189a)
『リゾンは眠った』による9つの変奏曲 K 264(315d)
『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲 K 265(300e)[きらきら星変奏曲]
『愛の神』による8つの変奏曲 K 352(374c)
『美しいフランソワーズ』による12の変奏曲 K 353(300f)
『私はランドール』による12の変奏曲 K 354(299a)
『主に幸いあれ』による6つの変奏曲 K 398(416e)
『メッカの巡礼』による10の変奏曲 K 455
アレグレットによる12の変奏曲 K 500
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K 573
『女ほど素晴らしいものはない』による8つの変奏曲 K 613
幻想曲 ハ短調 K 475
ダニエル・バレンボイム(p)
録音:1984&85年、1991年[デジタル]
評価:S
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バレンボイム/モーツァルト全集(DVD付き)
バレンボイム&BPOの定評ある名盤が激安で!
しかもショルティ、シフとの2台&3台ピアノ協奏曲を収録したDVD付き!
指揮者として、そしてピアニストとして当代屈指の実力を誇るバレンボイムが、ベルリン・フィルを弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズが9枚組のボックス・セットで登場です。
小柄な体つきに似ぬパワフルな活動で知られ、コンサートにオペラにピアノ・リサイタルにと広範に活躍するバレンボイムにとって、モーツァルトはそのキャリア初期からの大切なレパートリーでした。このピアノ協奏曲も、イギリス室内管弦楽団を弾き振りした全集を既に録音、これはバレンボイムの名を世にとどろかせた名盤として有名なものです。 その旧録音完結から約10年を経て開始された今回の再録音シリーズ、今度は名門中の名門ベルリン・フィルを同じく弾き振りし、以前に比べてより自由度を増した即興性、自在に振舞いながらもけして乱れをみせない的確な様式感を聴かせて「デジタル時代の最高の名演」と絶賛され、とりわけ後期の有名作品では多くの評者から幾たびも第1位に選出されるなど、まさに現代を代表するモーツァルト演奏といっていい圧倒的な評価を獲得しています。
・モーツァルト:ピアノ協奏曲全集
・ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
・ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238
・ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246『リュッツォウ』
・ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』
・ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413
・ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
・ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
・ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
・ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
・ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
・ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
・ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
・ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
・ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
・ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
・ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
・ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
・ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
・ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
・ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
・コンサート・ロンド ニ長調 K.382
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986−98年[デジタル]
ボーナスDVD(53分収録)
・3台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.242(第7番)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
ゲオルグ・ショルティ(指揮&ピアノ)
イギリス室内管弦楽団
収録:1989年
・2台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.365(第10番)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ゲオルグ・ショルティ(指揮&ピアノ)
イギリス室内管弦楽団
録音:1989年
評価:S |
ベートーヴェン:交響曲全集(CD6枚組)
バレンボイム/
1999年デジタル録音。業界きってのフルトヴェングラー信奉者として知られるバレンボイム初のベートーヴェン全集。既にピアニストとしては協奏曲とソナタの全集をそれぞれ2度録音し、スペシャリストの一人と目されながら、交響曲は7番と9番のライヴがあったのみ。
それだけに、2ヶ月という短期間で一気に収録されたこの全集には内心期するところがあったに違いなく、演奏も、そうした意気込みを充分に感じさせる重量級の大熱演となっています。マスとしての力強さを前面に押し出した重厚なサウンドはまさしくシンフォニック、常に何かを語りかけ、訴えかけてくるような表情の豊かさなど、確かに往年の名指揮者を彷彿とさせますが、それが単なる懐古趣味に陥っていないのは、片時も失われることのない強靭な生命力の賜物でしょう。
バレンボイムの下でリフレッシュしたベルリン国立歌劇場管の充実ぶりも特筆もの。ヴァイオリンを左右に振り分けたオーセンティックな配置による“ドイツ的”としか言いようのない剛健な響きは、この全集の聴きどころのひとつとさえ言いたいほど。ベルリン・フィルやシカゴ響を差し置いて、この古い伝統を持つ団体を起用したバレンボイムの意図は明らかです。
ディスク 1
1 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第1楽章
2 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第2楽章
3 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第3楽章 メヌエット
4 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第4楽章 フィナーレ
5 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第1楽章
6 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第2楽章
7 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第3楽章 スケルツォ
8 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第4楽章
9 レオノーレ序曲第1番
ディスク 2
1 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第1楽章
2 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第2楽章 葬送行進曲
3 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第3楽章 スケルツォ
4 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第4楽章 フィナーレ
5 レオノーレ序曲第2番
ディスク 3
1 交響曲第4番変ロ長調op.60 - 第1楽章
2 交響曲第4番変ロ長調op.60 - 第2楽章
3 交響曲第4番変ロ長調op.60 - 第3楽章
4 交響曲第4番変ロ長調op.60 - 第4楽章
5 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 - 第1楽章
6 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 - 第2楽章
7 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 - 第3楽章
8 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 - 第4楽章
ディスク 4
1 交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」 - 第1楽章 田舎に到着した時の愉快な気分
2 交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」 - 第2楽章 小川のほとりの情景
3 交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」 - 第3楽章 田舎の人々の楽しい集い
4 交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」 - 第4楽章 雷雨と嵐
5 交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」 - 第5楽章 牧歌。嵐の後の喜びと感謝の気持ち
6 レオノーレ序曲第3番
7 フィデリオ序曲
ディスク 5
1 交響曲第7番イ長調op.92 - 第1楽章
2 交響曲第7番イ長調op.92 - 第2楽章
3 交響曲第7番イ長調op.92 - 第3楽章
4 交響曲第7番イ長調op.92 - 第4楽章
5 交響曲第8番ヘ長調op.93 - 第1楽章
6 交響曲第8番ヘ長調op.93 - 第2楽章
7 交響曲第8番ヘ長調op.93 - 第3楽章
8 交響曲第8番ヘ長調op.93 - 第4楽章
ディスク 6
1 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」 - 第1楽章
2 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」 - 第2楽章
3 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」 - 第3楽章
4 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」 - 第4楽章
評価:S
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ブラームス:交響曲全集
バレンボイム&シカゴ交響楽団
1993&1994年デジタル録音。ブルックナー全集と似たアプローチですが、こちらはオーケストラがシカゴ交響楽団ということもあって、より率直な傾向が認められ、迫力十分な仕上がりとなっています。
・交響曲第1番
・交響曲第2番
・交響曲第3番
・交響曲第4番
・悲劇的序曲
・大学祝典序曲
・ハイドンの主題による変奏曲
ダニエル・バレンボイム(指揮)シカゴ交響楽団
ディスク 1
1 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
2 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
3 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
4 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
ディスク 2
1 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
2 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
3 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
4 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
5 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Tr
ディスク 3
1 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
2 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
3 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
4 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
5 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
6 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
7 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
8 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
9 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
10 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
11 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
12 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
13 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
14 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Va
ディスク 4
1 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
2 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
3 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
4 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Sy
5 Daniel Barenboim & The Chicago Symphony Orche - Ac
評価:S |
ブルックナー:交響曲全集 バレンボイム&BPO
1990〜1996年デジタル録音。ドイツ・グラモフォンのシカゴ響盤に続く、バレンボイム2度目の交響曲全集。フルトヴェングラーに私淑する彼らしく、ロマン的で濃厚な味わいが特徴的なブルックナー演奏となっており、ベルリン・フィルの高度な力量が遺憾なく発揮された、輝かしさと重厚さを併せ持つサウンドが実に魅力的。録音も優秀で、たっぷりとうねる雄大なスケールの音楽を見事に再現してくれています。交響曲第1番から第9番のほか、名作『ヘルゴラント』も収録。
・交響曲第1番ハ短調
・交響曲第2番ハ短調
・交響曲第3番ニ短調『ワーグナー』
・交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』
・交響曲第5番変ロ長調
・交響曲第6番イ長調
・交響曲第7番ホ長調
・交響曲第8番ハ短調
・交響曲第9番ニ短調
・『ヘルゴラント』(男声合唱と管弦楽のための交響的合唱曲)
ベルリン放送合唱団の男声合唱
エルンスト=ゼンフ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ディスク 1
1 交響曲 第1番 ハ短調 (リンツ版 : ノーヴァク 1953年): : 第1楽章 : Allegro
2 第2楽章 : Adagio
3 第3楽章 : Scherzo (Schnell 速く) - Trio (Langsamer より遅く)
4 第4楽章 : Finale (Bewegt, Feurig 動きをもって、炎のように)
5 ヘルゴラント -男声合唱と管弦楽のための交響的合唱曲-: :
ディスク 2
1 交響曲 第2番 ハ短調 (1877年 : ノーヴァク、ボンへフト、キャラガン改訂 1965 / 1997年): : 第1楽章 : Moderato
2 第2楽章 : Andante (Feierlich, Etwas Bewegt 祝典的に、少し動きをもって)
3 第3楽章 : Scherzo (Maessig Schnell 適切に速く)
4 第4楽章 : Finale (Mehr Schnell 一層速く)
ディスク 3
1 交響曲 第3番 ニ短調 ≪ワーグナー≫ (1977年版): : 第1楽章 : Gemaessigt, Mehr Bewegt, Misterioso 中庸に、より動きをもって、神秘的に
2 第2楽章 : Adagio (Bewegt, Quasi Andante 動きをもって、クアジ・アンダンテ)
3 第3楽章 : Scherzo (Ziemlich Schnell かなり速く)
4 第4楽章 : Finale (Allegro)
ディスク 4
1 交響曲 第4番 変ホ長調 ≪ロマンティック≫ (1978 / 80年版): : 第1楽章 : Bewegt, Nicht Zu Schnell 動きをもって、速くなく
2 第2楽章 : Andante Quasi Allegretto
3 第3楽章 : Scherzo (Bewegt 動きをもって)
4 第4楽章 : Finale (Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell 動きをもって、しかし速すぎずに)
ディスク 5
1 交響曲 第5番 変ロ長調 (原典版): : 第1楽章 : Adagio - Allegro
2 第2楽章 : Adagio (Sehr Langsam 極めて遅く)
3 第3楽章 : Scherzo (Molto Vivace・schnell 速く)
4 第4楽章 : Finale (Adagio-allegro Moderato)
ディスク 6
1 交響曲 第6番 イ長調: : 第1楽章 : Majestoso
2 第2楽章 : Adagio (Sehr Feierlich 非常に荘厳に)
3 第3楽章 : Scherzo (Nicht Schnell 速くなく) -trio (Langsam 遅く)
4 第4楽章 : Finale (Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell 動きをもって、しかし速すぎずに)
ディスク 7
1 交響曲 第7番 ホ長調: : 第1楽章 : Allegro Moderato
2 第2楽章 : Adagio (Sehr Feierlich Und Sehr Langsam 非常に荘重に、そして非常にゆっくりと)
3 第3楽章 : Scherzo (Sehr Schnell 非常に速く) - Trio (Etwas Langsamer 少し遅く)
4 第4楽章 : Finale (Bewegt, Doch Nicht Schnell 動きをもって、しかし速すぎずに)
ディスク 8
1 交響曲 第8番 ハ短調 (ハース版 1939年): : 第1楽章 : Allegro Moderato
2 第2楽章 : Scherzo (Allegro Moderato) - Trio (Langsam 遅く)
3 第3楽章 : Adagio (Feierlich Langsam; Doch Nicht Schleppend)
4 第4楽章 : Finale (Feierlich, Nicht Schnell 荘厳に、速すぎずに)
ディスク 9
1 交響曲 第9番 ニ短調: : 第1楽章 : Feierlich, Misterioso 荘重に、神秘的に
2 第2楽章 : Scherzo (Bewegt, Lebhaft 動きをもって、生き生きと) - Trio (Schnell 速く)
3 第3楽章 : Adagio (Langsam, Feierlich ゆっくりと、荘重に)
評価:S
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(CD10枚組)
ダニエル・バレンボイム(P)
1966〜1969年ステレオ録音。バレンボイム20代なかば、天才の名をほしいままにしていた頃のレコーディングです。
Sonata for Piano no 1 in F minor, Op. 2 no 1
Sonata for Piano no 2 in A major, Op. 2
Sonata for Piano no 3 in C major, Op. 2 no 3
Sonata for Piano no 5 in C minor, Op. 10 no 1
Sonata for Piano no 6 in F major, Op. 10 no 2
Sonata for Piano no 7 in D major, Op. 10 no 3
Sonata for Piano no 22 in F major, Op. 54
Sonata for Piano no 4 in E flat major, Op. 7
Sonata for Piano no 9 in E major, Op. 14 no 1
Sonata for Piano no 10 in G major, Op. 14 no 2
Sonata for Piano no 11 in B flat major, Op. 22
Sonata for Piano no 12 in A flat major, Op. 26 "Funeral March"
Sonata for Piano no 13 in E flat major, Op. 27 no 1 "Quasi una fantasia"
Sonata for Piano no 8 in C minor, Op. 13 "Pathetique"
Sonata for Piano no 14 in C sharp minor, Op. 27 no 2 "Moonlight"
Sonata for Piano no 23 in F minor, Op. 57 "Appassionata"
Sonata for Piano no 15 in D major, Op. 28 "Pastoral"
Sonata for Piano no 21 in C major, Op. 53 "Waldstein"
Sonata for Piano no 19 in G minor, Op. 49 no 1
Sonata for Piano no 20 in G major, Op. 49 no 2
Sonata for Piano no 16 in G major, Op. 31 no 1
Sonata for Piano no 17 in D minor, Op. 31 no 2 "Tempest"
Sonata for Piano no 18 in E flat major, Op. 31 no 3
Sonata for Piano no 24 in F sharp major, Op. 78
Sonata for Piano no 25 in G major, Op. 79
Sonata for Piano no 26 in E flat major, Op. 81a "Les Adieux"
Sonata for Piano no 27 in E minor, Op. 90
Sonata for Piano no 28 in A major, Op. 101
Sonata for Piano no 29 in B flat major, Op. 106 "Hammerklavier"
Sonata for Piano no 30 in E major, Op. 109
Sonata for Piano no 31 in A flat major, Op. 110
Sonata for Piano no 32 in C minor, Op. 111
評価:S |
ピアノ協奏曲第1番、第2番 バレンボイム(p)クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
このベートーヴェン:ピアノ協奏曲集は、クレンペラーとバレンボイムが溶け合った傑作です。クレンペラーは、心静かで、やわらかく、温かい。そして、バレンボイムはクレンペラーが指揮する一楽器となり、デリケートで緻密なニュアンスに溢れています。
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
2.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19
ダニエル・バレンボイム(p)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
録音:1967-10、11 1968-6
評価:S
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ピアノ協奏曲第3番、第4番 バレンボイム(p)クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第4番
このベートーヴェン:ピアノ協奏曲集は、クレンペラーとバレンボイムが溶け合った傑作です。クレンペラーは、心静かで、やわらかく、温かい。そして、バレンボイムはクレンペラーが指揮する一楽器となり、デリケートで緻密なニュアンスに溢れています。
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
2.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
ダニエル・バレンボイム(p)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮
録音:1967-10、1968-6
評価:S |
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、合唱幻想曲 バレンボイム(p)クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
このベートーヴェン:ピアノ協奏曲集は、クレンペラーとバレンボイムが溶け合った傑作です。クレンペラーは、心静かで、やわらかく、温かい。そして、バレンボイムはクレンペラーが指揮する一楽器となり、デリケートで緻密なニュアンスに溢れています。
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」
2.ベートーヴェン:合唱幻想曲ハ短調作品80
ダニエル・バレンボイム(p)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・オールディス合唱団(2)
オットー・クレンペラー指揮
録音:1)1967-10、1968-6 2)1967-11、1968-6
評価:S
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クレンペラー/ベートーヴェン:交響曲&ピアノ協奏曲全集(CD9枚組)
1955年から63年にかけてステレオ録音された交響曲全集と5つの序曲、大フーガに、1967&68年に収録されたバレンボイムとのピアノ協奏曲全集プラス《合唱幻想曲》をまとめた徳用BOXセット。
特に交響曲は、20世紀を代表するこの大物指揮者が残した最大の遺産として世に知られるものです。安易な感情移入を廃し、遅めのテンポで壮大な世界を構築したユニークな名演揃いで、序曲その他を含めて、その内燃するエネルギーの強烈さには驚くばかり。完璧に維持されるフレーズの形が、ヴァイオリン両翼配置と相まって立体的な音響を創出するほか、第9の第2楽章など木管部隊の鋭いリズムも実にみごと。
ピアノ協奏曲も、若いピアニストを完全に管制下に置いて存分に自らの音楽を展開、あたかも眼前に築き上げられていく巨大な構造物を仰ぎ見るかのような思いにさせられる別格的な演奏です。まるで交響曲のような演奏ですが、ここまで凄みがあればそうした暴挙(?)も許されるというもの。異様なまでに力強い第5番や第1番はもちろんのこと、クレンペラーの面白さは、実は第4番第2楽章などという部分に端的に示されていることを改めて確認させてくれます。
第9の小型版ともいわれる合唱幻想曲も、ここでは無類の巨大なスケールを誇り、コーダに至ってはどこまでも続く高揚感に圧倒されるほかありません。しかもその前の各ブロックで聴かれるディテール表現の雄弁さはほかの演奏とはまさに次元の違うもので、クレンペラーの偏執的なまでの楽曲分析&音響構築への執念にひたすら頭が下がる思いです。
なお、交響曲全曲&5つの序曲と大フーガ、および協奏曲第5番《皇帝》と《合唱幻想曲》は、先にリリース済みの『クレンペラー・レガシー』と同一の24ビット・デジタル・リマスター盤です。
評価:? |
シューマン:交響曲全集
バレンボイム(ダニエル)指揮, ベルリン・シュターツカペレ
シューマンの交響曲は、バレンボイムにとって78年のシカゴ響との第1、4番以来25年ぶりの録音。完全に掌中に収めたオーケストラを率いて、ドイツ伝統の響を生かしつつ現代的な息吹を感じさせる演奏を聴かせる。
古典派やロマン派前期の作品へのアプローチには2つの流れがある、ガーディナーやアーノンクールのように、各声部を明確にして曲の流れを線の動きとして描くことで、作品に新しい光を当てる手法が脚光を浴びる一方で、あくまで全体の響きを重視し、重厚でダイナミックな表現を求める手法も大切にすべきだろう。バレンボイムは明らかに後者であり、いわば伝統的な解釈の先頭に立つ指揮者と言える。先のベートーヴェン全集でも高い評価を受けたが、このシューマンでも作品へのアプローチはまったく変わらない。曲を鷲づかみにするようなスケールの大きな視点、要所に意図的に強靱なアタックを入れて、メリハリ感を出す。だから響きが重厚であるにもかかわらず、鈍くなったり冗長になったりすることがない。シューマン特有のロマン的な旋律も美しいし、とくに木管の温かみのある音色が印象的。まさに堂々と構えた巨匠肌の演奏だ。彼らの美意識の頂点を示す演奏となっている。
評価:?
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ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45
指揮: バレンボイム(ダニエル), シカゴ交響楽団 ウィリアムズ(ジャネット),
ハンプソン(トーマス) , その他
バレンボイムの「ドイツ・レクイエム」は鎮魂歌でありながら、過剰な沈痛さや威圧感とは無縁である。全編を慈しむような温かい響きで包み込むことで、神の救いを暗示し、死者の魂を慰めようとするかのようだ。独唱&合唱の柔らかな声が肺腑に沁みてくる。
「ドイツ・レクイエム」、バレンボイムの名演奏
ブラームスが、ドイツ語訳の聖書から言葉を採って作曲したもので、非常にドラマティックな曲。第1曲の祈るような合唱、第2曲の不安げな歌声、第3曲も美しい。圧巻は第6曲である。聴いてすぐ、最後の審判を描いたものだとわかる。このように、恐ろしい、凄絶な「怒りの日」はそうあるものではない。ブラームス「ドイツ・レクイエム」の悲しみが、バレンボイム/シカゴ響の名演奏によって再現される。
1992年9月、93年1月、シカゴ、オーケストラ・ホールでの録音。
評価:S |
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ジャクリーヌ・デュ・プレ(VC) ダニエル・バレンボイム 指揮:シカゴ交響楽団
20世紀を代表する名女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ(1945-1987)の残したレコーディングの代表作。夫バレンボイムのサポートで、古今屈指のチェロ協奏曲であるドヴォルザークの名品が録音されたのは、1970年11月11日、つまり不治の病である多発性硬化症を発症する直前、彼女のキャリアの絶頂期であった。ここでのデュ・プレは、いつもながら聴き手の胸に電流が走るような迫真の感動を与えてくれる。彼女のチェロを聴いて冷静でいることは、ほとんど不可能だ。クライマックスで軋みを立ててバリバリと弾き進む怒涛の勢い、ピアニシモでのめくるめく高速パッセージ、込めすぎるくらい痛切な気持ちのこもった歌。デュ・プレのチェロは、「演奏している」という次元をはるかに飛び越え、多少の乱れなどものともせず、音楽の本質を鷲掴みにせんとする気迫と確信だけが炎のように燃えさかっている。もちろん力任せではなく、第2楽章終盤のモノローグ風の部分や、第3楽章の終結部の前の静かに名残を惜しむ回顧的な雰囲気など、じっくりとテンポを落として沈思する。この辺の組み立ても素晴らしく、この曲の良さを味わいつくせる演奏となっている。カップリングされた「森の静けさ」はドヴォルザークののどかで人情味にあふれた詩的な雰囲気が満喫できる佳曲である。
惜しむらくは録音がやや古いこと。ARTリマスタリングの力を持ってしても、オーケストラのスケール感を再現するところにまでは至っていない。しかし、デュ・プレのチェロの生々しさは充分に捉えられている。(林田直樹)
素晴しい演奏である。
愚演で聴くと曲の弱さが露呈して、滑稽なものとなってしまいがちな作品であるが、この盤は素晴しい。
テンポの速い部分はたたみかけ、遅い部分は悠然と歌い上げる。緊迫感と寛ぎが絶妙のバランスで、全曲を一気に聴かせてくれる。
短命であった演奏家人生を予知したのかと、つい考えさせられてしまう。
この熱気をやりすぎと評する方もあるようだが、これで過剰ならば演奏というものに何を望むのであろうか?
デュプレに比べれば、世評高いR氏+帝王の演奏はサウンドの迫力こそあれ、鈍重に聴こえる。
正に魂を揺さぶられる演奏
ジャックリーヌ・デュ・プレを語る上でこの演奏を避けて通る事は出来ない。またこのチェロ協奏曲を語る上でも全く同じ事が云える。
古今東西この名曲の名演奏は枚挙にいとまがない。だがこれ程魂を揺さぶられた演奏は数少ない。私はこの演奏を聴く度に、彼女の全身から絞り出される魂の全てがたった四本の弦上に表現される事に戦慄を禁じ得ない。
伝説化されて久しい彼女の事を「若くして難病に散った薄幸の天才女流チェリスト」と表現する向きが多い。真実はある意味で神のみぞ知るところだが、私は決して彼女が「薄幸」だったとは思っていない。確かに若くして世を去る事は悲劇ではあるが、天才とはそう云うものでは無いか?
モーツァルト然り、シューベルト然り、ジミ・ヘンドリックス然り…。本物の天才にとっては時間の流れが凡人のそれとは全く違うのだろう。
ある意味こんな演奏をしていては、やはりそう長生きは出来ないのだと想う。或いは自分の短命を悟っていたからこそこんな演奏が出来たのか…?
凡人の私は最近つくづくと天才達の生き様を想う。
彼女の同曲の演奏はチェリビダッケ盤も存在するが、燃焼度は当盤の方が勝る。先ずはこの演奏を消化してからチェリビダッケ盤を聴いてみる事をお奨めする。きっと新たな発見が期待出来るだろう。
なにかにとり憑かれたかのように
まるで、なにかにとり憑かれた、という表現がぴったりの凄みのある強烈な印象を残す演奏である。若くして世を去った天才女性チェリスト、デュプレの残した名演。女性が演奏しているなどとはとうてい想像できまい。女性に似つかわしくない、デュプレの野太い音を放つチェロの響きは、それだけでチェロの醍醐味を満喫させてくれるものだが、そこから紡ぎ出される音楽は、ときに大胆で、ときに繊細である。全編気迫のこもったデュプレのチェロはダイナミックで技巧も冴えわたり、夫君バレンボイムがピアノをおいて指揮に専念。夫人を盛り上げている。この曲の演奏を代表する1枚である。
評価:S |
ショパン:夜想曲全集
ダニエル バレンボイム(ピアノ)
ロマンティックで感情過多な表現を,できるだけ抑えた演奏であり,思い入れたっぷりのショパンを聴きたい向きには,やや物足りない印象も残るだろう。淡々とクールに弾き進められているが,そのトーンは清潔そのもの,透明感のある美しさが光っている。
バレンボイムの貴重な記録
EMI時代にはソナタやプレリュードなどショパンでも好演奏を数多く残したバレンボイムだが、グラモフォン移籍後はベートーヴェン、TELDEC移籍後にはモーツァルトに集中し、以後は全くショパンの録音をしなくなってしまった。その唯一とも言える例外が、1981年にグラモフォンに録音されたこのノクターン全集だ。ノクターンが全21曲まとめて録音されるのも珍しいし、それをバレンボイムが弾いているとなれば、かなりレアなものであることがわかるだろう。
もちろん、演奏にも申し分ない。彼はベートーヴェンでは重厚な、モーツァルトでは堅実な、いわゆる「正統派」の演奏を得意とするのだが、このCDの録音ではそれらは取りはらわれて、どちらかと言えば自由で穏やかな印象を与えてくれる。特に第1番の冒頭には、「ショパンはこういう風に弾くんだ」とでも言いたそうな、宣言のようなものが含まれているように思う。
ノクターン全曲ではエヴァ・ポブウォッカも好演を残しているが、印象がまるっきり違うので、聞き比べてみたら楽しいかもしれない。
評価:A |