鍼とツボの科学
ツボに鍼を打つとなぜ効くのか? (ブルーバックス) (新書)
神川 喜代男 (著)
耳に打つと腹に効くのは、なぜ?耳に鍼を打つと空腹感がなくなってやせるという。
また、ベテランの鍼灸師は患部から、ずっと離れたツボを探り出して鍼を打ち、ピタリと痛みを止めるという。
なぜ、こんな不思議なことができるのか?
2千年の歴史を持つ鍼治療を支えた陰陽五行説や「気血の流れ」の考えを現代医学の目で探った著者は、「鍼は効く」の立場からツボや経絡の謎に迫り、
人体には神経やホルモン、免疫系などの信号系のほかに未知の信号系が働いているのではないかという考えにたどりつく。
本書を読めば、深遠な鍼治療に対する科学的な見方を、初めてトータルに知ることができる。
入門書としては◎
鍼灸師を目指すときに最初に読んだ本です。現在では内容に物足りなさも感じますが、きっかけとして読むには良い本だと思います。
鍼灸の世界 (集英社新書) (新書)
呉 沢森 (著)
上海中医薬大学出身、WHO中国国際鍼灸センターの指導教官だった中医師、呉澤森先生が初めて書き下ろした「中医鍼灸学」入門書です。
「鍼灸」の最先端治療とは? 現代病に悩む家庭に一冊の新書。
中医学はマクロ的アプローチ
鍼灸とは、肩こりや腰痛に聞く治療法程度の認識しかありませんでしたが、この本を読んで、中医学の奥深さを知りました。
中医学では、内臓疾患や精神病まで幅広くカバーしており、そもそも病気になった原因について仮説を立てて、治療方針を立てる手法を取るとのこと。
西洋医学と中医学は、例えて言うならミクロ経済学とマクロ経済学の関係と似ている気がしました。
ケース(症状)によっては、マクロ的アプローチの方がうまく説明がつくこともあるのだろうと思いました。
人間全体を診る中医学の視点は、現代社会においても、とても重要だと感じました。
医学とは西洋医学だけではない
この本は鍼灸に興味がある人のみならず、鍼灸の病に対するアプローチの仕方がわかりやすく書いてあるため、
今まで鍼灸自体に興味がなかった人でも楽しめる一冊。
特に医学と言えば西洋医学としか思いつかない人には、この本を読んで医学とは何かということを考えていただきたい。
とにかく鍼灸を知りたい人には非常によく出来た一冊である。
誰も教えてくれない「治療院」の始め方・儲け方 (単行本)
荒田 顕司 (著)

開業1年で月収100万円を実現した著者が、治療院経営に必要な知識とノウハウを伝授。
資金調達からリピーター獲得法、成功のための余暇の使い方まで、数々の工夫努力を惜しげもなく公開する。
これから治療院関係を始められる方へお勧めの1冊
とにかく簡単に分かりやすく書かれているので非常に読みやすい本です。
これから治療院を始めたい方、治療院業界で成功したい方、まずはこの本を読むことをお勧めします。
独立開業までの一連の流れが、本音で書かれています。
スクールの探し方・見分け方。
開業の形態と資金調達と経費とリスク。
現場で使える技術
テナント選び
広告方法等等
この本は独立開業を目指す人のバイブルになる1冊だと思います。
早く気付いていれば
私は、整体院を経営していますが、お店が流行らないのは、
「腕がよくないから、もっと技術を磨かなければ」と、思っていました。
しかし、この考えが間違っているのに気付く事が出来ました。
私のように考えている人や、独立開業を考える方には必要な本だと思います。
もっと早く読みたかった本
この本を読んで頭の中が整理されました。
こうやれば良いというのが、適切に言語化されていました。
そうですね、一言で言えばもっと早く出会っていればよかった。
いや、早く出会っておくべき一冊です。
経穴マップ
イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼 (大型本)
王 暁明 (著), 金原 正幸 (著), 中沢 寛元 (著), 森 和
イラストと解剖でせまる、素人からプロまで便利な経穴マップ
素人はツボが見つけるのに難儀するが、これは骨度法(骨のわかりやすいでっぱりを基準にとって、そこからツボの位置をみつけていく)だけでなく、
筋肉や骨の位置、さらには血管や神経の位置など解剖的情報も加味してあり、さらには流派や国で微妙に異なるツボの位置もそれぞれに触れていて、
取穴のテクニックに詳しい。
解剖的側面に詳しいのは、深く鍼をうつ玄人にも便利である。
図式を中心とし、経穴の由来と部位についても解説するなど、素人からプロまで便利に使える。
分かりやすいつぼマップ
図解により経穴(つぼ)が初心者にも分かりやすく、解剖もいっしょに学べます。
鍼灸、指圧従事者だけでなく美容、理容、エステ、ロミロミ、タイ式マッサージなどの方々にもぜひ手元において頂きたい一冊です。
内容も充実しており、本当に欲しいと思っていた本です。価格もこの類の書籍にしては破格だと思います。
一般解剖を知っているものが学ぶのに最適
各種類似の本を買いましたが、イラストの明快さ、イラスト以外の説明の明快さから、医者が鍼を勉強するのに最もお勧めの一冊と思います。
つぼと、神経の関連からなるほどと思い今までの経験と重ね合わせて知識が容易に加算されてゆくので、暗記の必要はなくなります。
暇なときはつい読んでいると、とても楽しい一冊です。
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はり100本
鍼灸で甦る身体 (新潮新書) (新書)
竹村 文近 (著)
初めての鍼灸
「精神の鬱があるように、身体の鬱がある」
という印象的な一節がありましたが、この二年くらい、毎日の疲れが取れず、朝起きるのに一苦労していました。
気分も最悪で、いつもイライラし、自分の体をどうしたらいいかわからずに過ごしていた、
まさに「身体の鬱」真っ只中、この本に出会いました。
「行ってみようかな」と思っていた鍼灸の治療現場が良くわかり、
著者の職人気質な治療への意気込みが感じられる一冊です。
私はこの本のきっかけに鍼灸治療を始めましたが、
以前に比べ、かなり快適に過ごせるようになりましたよ!!
同じように体の不調がある方、健康維持に関心がある方にこの本をお勧めします。
そして「鍼灸治療」も受けられてはいかがでしょうか?
孤高のひとから
指圧や、鍼灸にもともと興味があり、著者の他の出版社から出た本も読んだことがある。
その時は孤高の求道者という印象が強かった。それからたぶん10年以上経っているものと思うが、後進を育てることを始められたと知り、嬉しい気持ちになった。
著名人に対する治療について書かれた部分もありますが、わたしはむしろ、治療の際に治療台の上に敷く、
タオルのズレにも神経が行き届かない生徒を叱責するという話のところに興味を持ちました。
「技術を教えてくれる人の言うとおりにとりあえず従ってみる」という言葉は、鍼灸の世界だけに限らない至言だと思います。
興味深い内容だが…
旧来の経絡重視とは違う方法で、鍼を多く、深く刺すという
独自の治療法はとても興味深かった。また、著者は実際に
いろいろな症状を快癒させていて、鍼灸の実力というか
すごさを改めて感じることができた。
ただひとつ残念なのは、著者の治療院の名称や住所、連絡先
などが一切掲載されていないことだ。おそらく著者は一回に一人
しか治療せず、新患を増やさない方針だからだろう。しかし、
それでは本書を読んで「ぜひ著者の治療をお願いしたい」と
思った人はどうすればよいのだろう。これではまるで病院で
「あなたにぴったりの薬があります。でもあなたには処方
できません」と言われているような感じだ。著名人は著者の
治療をひんぱんに受けているそうなのに、読者は治療して
もらえないという点が、釈然とせずとても残念だ。
読んでいて気持ちがいい
日頃から肩こりに悩み、最近は首筋が痛くて困っており、整体に行ってみようかと悩んでいる最中に、日経新聞に掲載された著者のインタビュー記事を読んで鍼灸に興味を持って読んでみた。
著者は現役の鍼灸師として、ピアニストの山下洋輔氏や女優の吉行和子氏など多数の著名人の治療に携わっており、本書の中で鍼灸の仕組みや実際の治療現場について具体的に記載しているので、鍼灸に行ったことのない私にも具体的なイメージを掴むことができ参考になった。
自分のイメージでは鍼というのはいわゆる「ツボ」を刺激して体を活性化するものと思っていたが、それだけではなく老朽化した筋肉と筋肉の間にある結合組織を切って、新しい結合組織を再生させるそうだ。第三章の「鍼灸師の治療室」のパートでは著者の治療の典型的な流れが具体的に書かれており、まるで自分が治療を受けているようで、結構気持ちがいい。慢性的にこり固まっている自分の首や肩も、ボロボロになった結合組織をこの治療でそぎ落としてもらえば改善しそうな気がしてきた。
本書を読んで、鍼灸にがぜん興味が沸いてきたわけだが、悩みは鍼灸師にも腕の良し悪しが相当ありそうで、どこに行けばよいかということだ。ちなみに著者は多忙なようで新しい患者は殆ど診ないとのこと。残念だ。
鍼灸の挑戦
自然治癒力を生かす (岩波新書) (新書)
松田 博公 (著)
鍼灸師はどんな治療をしているのか。
代替医療の覇者と目されながら知られざる鍼灸術の世界をルポし、患者さんの鍼灸師探しに、鍼灸家の治療の指南に役立つ、わが国初の「現代鍼灸家列伝」。
この度、元共同通信編集委員の松田博公が、5年を掛けて北海道から九州まで約80人の鍼灸師、医師を探訪し、
情報が不足している鍼灸医療のわざと理論、文化的背景、現代的意味についてまとめました。
共同通信加盟21紙に連載され、大好評だったシリーズ全100回に加筆し、再構成したものです。
はり1本、ひとつまみのモグサで時には奇跡的な治癒をもたらす鍼灸は、お金の掛からない医療としてWHOも推奨し、欧米政府も注目しています。
もはやアジアだけのものではなく、100カ国以上で臨床に応用されている世界の鍼灸です。
今世紀中には、西洋医学と互角に並ぶ位置を占め、医療を人間的にしていく文化的な役割もになうでしょう。
ところが、この鍼灸を日本政府は保護も育成もしようとはせず、まったく無策のままです…。
民衆の医療・鍼灸の世界の奥深く、初めて踏み込んだ本書を、ぜひ広くお読みいただきますよう、お願いいたします。
初心にかえる
数年前、鍼灸の学校を卒業しました。鍼灸師になりました。患者さんをどんどん治すぞ!と張り切っていました。
ところが勉強不足、経験不足でなかなか思うように治せない。良くなっても数日限り。必死に本を調べて何とか対応しようとあがく、でも治らない。
そんなことが続いていくうちに鍼灸なんてしょせん一部の特別な人たちにしか扱えないものなんだ・・・そして通り一遍の型どおりの治療しかしなくなってました。
この本に出会ってほんとに自分が恥ずかしくなりました。
自分の勉強不足をさしおいて何をわかった風に諦めていたのか・・そしてこのままじゃいけない!と血が沸き立ちました。
今、学校時代にしなかったほど勉強しています。
この本は一般の方も大変面白く読めると思いますが、私は鍼灸の学校の学生さんや、マンネリで流すだけの治療をされている鍼灸師さんにぜひおすすめしたいです
体のツボの大地図帖

クロワッサン本誌の特集で何度か企画されている「ツボ」特集の集大成。ツボの分布イラストでは、全身、手、足の各部別や、症状別に対応するツボ、痛み、女性特有の症状、美容系、体調不良に効くツボなど幅広く解説します。他に有名人が紹介する愛用のツボグッズ、お勧め治療院、3分ツボ体操、2ウェイマッサージなど、盛りだくさんの内容です。
全身に2000以上あるツボのうち、重要なツボを部分別に大地図帖でわかりやすく表示。痛みや不調、美容に効く重要ツボを押して、体調を整え、毎日を快適に過ごすツボの健康法を紹介する。
整体師もお薦め
ツボに関する様々な本を、参考資料としてみました。
各書、それぞれ特徴のある書に仕上がっていると思います。しかし、私が思うのは、専門書であるがゆえ簡単で解りやすく、しかも見易いものでなければならない。見る者が、時間をかけずに理解できる本でこそ良い書であると思っています。
この本は、実に解り易い。
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